初心は忘れやすいもので・・・
本日の気になった出来事
- 報道特集で豚コレラ対策についての報道を見た
- 日本の消費増税「自傷行為」と米紙ウォール・ストリート・ジャーナル社説
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twitterで「安倍晋三の本命元号を潰した皇室 - 皮肉が重なって誕生した「令和」」
https://critic20.exblog.jp/30211907/
という書き込みがあることを知り読んでみた。
裏取りをしているわけではないようだからあくまで「こういう考え方も有り」というところだが、一つの事柄に対し色々と調べ、考える行為の楽しさをあらためて思った。
正直、この「令和」には愛着がわいていなかった。坊主憎けりゃ何とやらで、アレがらみ案件に対して脊髄反射のように悪感情が芽生えてしまう。そんな中この書き込みは、短絡的に感情になる僕に戒めるきっかけを作ってくれた。
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明日は統一地方選挙である。
もちろん投票行きます。行くんですが・・・
我が選挙区の知事選。16年ぶりの新人候補対決であり与野党全面対決となったのですが・・・
まぁ正直「ならお前やれるのか」と言われるのを承知で言えば、
どっちも魅力無いねん!!
という・・・
もっとも与党候補は端から論外なのだけど(これまでの政治家としての活動を見ていて、どうせ国政への足がかりでしょって人なので)、野党候補もなぁ・・・市井の人を知らずって雰囲気が臭ってくる。両者の公約もなんとも絵空事のようで・・・
元々、映画好きではないので・・・
本日の気になった出来事
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ワイドショーで映画『麻雀放浪記2020』封切りの初日舞台あいさつの模様を見た。
ピエール瀧さん出演シーンをノーカットで上映するということで話題になっていたからだろうけど、それより少し気になったことがあった。
ノーカットのままで公開することにした理由として
「・・・劇場での上映は有料であり、かつ鑑賞の意思を持ったお客様が来場し、鑑賞するというクローズドなメディアでありますので、テレビ放映またはCM等とは性質が異なります」と説明したことだ。
至極真っ当とも思うが、何だか違和感がある。自らを”映画はクローズドなメディア”と位置付けておいて有害感の軽減をはかっているのか・・・
作品に(料金分満足させる)自信があるなら”映画は・・・”云々必要ないと思うんだけどな。自分たちで”見ない人は見ないんだから”って割り切っているのだから堂々としていればいいのに。
大体ね、地方都市じゃ事件がらみだろうが、話題性があろうが上映されない映画なんてごまんとあるんだ。観る観ないなんてことを選ぶことが出来る幸福感を噛みしめろ!!
といってこの作品を観たいかと言えば・・・NO!!なんだけどね。
今日気になったこと
- 「幕末太陽傳」観る度に印象が変わること
- 荒磯親方が初解説したのを見たこと
- ビートたけし氏が行くとこまで行ってしまったこと
- 高浜町議会の児玉千明議員のFB写真が「命を軽視」として炎上していること
- お題を打ち込んだとき「凶器になったこと」と変換されたこと
ビートたけし氏が出演番組でピエール瀧さんのことに言及したという記事を読んだ。
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/03/16/0012153726.shtml
http://sp.mainichi.jp/s/news.html?cid=20190316spp000006129000c&inb=so 等
この方、何か随分と格好悪くなったなぁと思う。
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狩ガール(って呼称もどうかだけど)としても知られているらしい高浜町議会の児玉千明議員のFB写真が物議を醸しているそうで、色々Web上の記事などを見て思ったのだけど、今回のこの問題。身も蓋もない言い方ですが
「こんな問題どうでもいいかも」と感じてる。
物議を醸している写真も、SNSなんてない時代なら、せいぜい親から「30歳にもなって恥ずかしいから、こんな事(白目むいて写真に写ること)やめなさい」「いいじゃん、好きでやってるんだから」くらいのことで済んでると思う。
SNSは相手と距離感が掴みづらい。なんだか二極対立みたいになっていって気が滅入る時もある。
「楽しさ」「おかしみ」「笑い」「快」「不快」の感性が合わない人がいるということはそう珍しいことじゃない。その場の雰囲気とかメンバーで同じ話がスッと馴染む場合も空気が凍る場合もあるし、空気を読むとは違った感じでそれに長けている人、ズレている人がいることに出会すことは誰でも一度くらいは経験しているんではないかと思う。
雑な言い方だけど、今回はそういうことだったんだと思う。
でも僕は、児玉千明議員の白目写真と文章には「不快感≦気持ち悪さ」を感じたのは確か。
憶測で申し訳ないが、僕は児玉千明議員と直接お会いすることがあったとしたら、かなり圧倒されると思う。ちょっとした絶望感を覚えるかもしれない。同じ話題で共通する部分を見いだせないかもしれないとも思う。あくまで憶測だけど・・・
今日の出来事
- ピエール瀧氏コカイン使用(麻薬取締法違反)の疑いで逮捕。
- 元厚生労働省麻薬取締部の牧野由紀子さんの解説が理知的で好ましいかった。
- それに対するゴゴスマのMC石井アナウンサーの前のめりな質問姿勢に苦笑。
- 大相撲。何故頑張っていい相撲を取っている琴恵光関をNHKはぞんざいに扱うのか。
瀧さん何があったのか。
昨年秋頃にはもう内定調査されていたって・・・
電グル30周年で紹介される機会も多かったところにこんな事。
岡村ちゃんの時にこういったことをファンとして受け止める気概を持ったつもりでいたけど、喪失感が大きい、大きすぎる。
しょんないTVもたまむすびももう無いよね。
でも、更正したなら受け入れるよ。(外山さんと深夜ラジオとかどうかな・・・今こんな事言うのは不謹慎か)
バイアスをかけるな
「カメラを止めるな」TV初放送ということなんですが・・・
日本テレビの構成下手にホントにトホホで・・・
この作品だけを見せてくれればそれで充分楽しめるのに。
この作品の肝のひとつはいかに情報を得ないで作品を見るかだと思うんですけど、いきなり後半のシーンとか流しちゃうし、日本アカデミー賞の模様とか流すし・・・
副音声で監督と主要キャスト四人の撮影裏話を生でやるとかってのもなぁ。でこの監督と主要キャスト四人が見所+おすすめを発表させられるわけですが、揃いも揃って「前半37分から後が面白くなるので頑張って観てください」的なことを宣うし、果ては「ゾンビは出ますがゾンビ映画ではないので・・・」なんて言い出すわ・・・一気に見る気が失せたわっ!!
僕は劇場で観ているので、この作品の肝は堪能できたからいいけれど、これが初見の方は可哀相だよって思う。
実際、僕が劇場で観たときも前半37分を待たずに席を立った方はいた。他でもそういうことがあったであろうことは想像に難くない。このことも認識しながら番組構成を組んだのかもしれないと好意的に解釈してもいいけれど、穿った言い方をすれば、「この映画前半37分はクズなんで・・・」って言ってるみたいに誤解されかねないよ。
この作品は確かに全部見てこそ前半が活きる構成になってる。だからこそ先入観無く全部見終えたときにカタルシスが最高潮になるよう作られてるんでしょうし、そういうところが日本アカデミー賞の編集賞を獲得できた要因なんでしょう。
誤解や批判を恐れずに言わせていただくとこの作品は1回こっきりの作品なんです。
好きな方は伏線や散りばめられた仕掛けの数々を確認するために何度も鑑賞されると思います。そういう楽しみ方にも耐えられる作品です。でも本質はファーストインプレッションの強烈さだと僕は思っています。話自体は1回観たらそれまで、2回目はないです(極論ですよ)。
こういう構成の作品は映画に限らず過去にもあります。それらを知っている方からするとこの「カメラを止めるな」はそんなに斬新かな、あれほど話題になるようなモノかなと思われている作品かもしれません。僕は40代後半なのですが、10代、20代の頃にこの作品よりももっと強烈に面白い1回こっきりの作品に出会っています。だから人に聞かれれば「これより面白いのを知ってるからなぁ」と言ってしまうと思います。だけど、僕が観たその作品を現代の10代、20代の人達まで届くかといえばそれは難しいことです。だって今の市場に存在していないから。それだけにこの作品の存在はきわめて重要な意味を持つと僕は思っています。だって現代の10代、20代の人達にとっては初めての「強烈な1回こっきりの作品」に位置付けられるかもしれない作品だと思うからです。
陳腐だけど、こういうことって大切だと思うんです。
それだけに、嗚呼それだけに、日本テレビの構成にトホホ感を禁じ得ないのです。
あっ、でも全部見ましたよ。やっぱり・・・面白いです。
法律遵守至上主義は怖いのよ
「会田誠さんらの講義で苦痛受けた」女性受講生が「セクハラ」で京都造形大を提訴という記事を読んだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190227-00009302-bengocom-soci
僕としては???というのが感想。
原告女性は環境型セクハラにあって、精神的苦痛を受けたとして訴訟を起こしたのだという。原告代理人の弁護士は
「作家の作品の是非や、セクハラ言動そのものでなく、そうした環境を作り出したことに問題があった」
と述べ、講座の運営方法や告知の仕方、その後の対応について責任を追及していくというからまた話がややこしい。
ちなみに「職場におけるハラスメント対策マニュアル - 厚生労働省」を参照すると。
「環境型セクハラ」とは、
労働者の意に反する性的な言動により、労働者の就業環境が不快なものとなったため、能力の発揮に重大な悪影響が生じるなど、その労働者が就業する上で看過できない程度の支障が生じることです。
たとえば・・・
- 事務所内において上司が労働者の腰、胸などに度々触ったため、その労働者が苦痛に感じてその就業意欲が低下していること。
- 同僚が取引先において労働者に係る性的な内容の情報を意図的かつ継続的に流布したため、その労働者が苦痛に感じて仕事が手につかないこと。
- 労働者が抗議をしているにもかかわらず、同僚が業務に使用するパソコンでアダルトサイトを閲覧しているため、それを見た労働者が苦痛に感じて業務に専念できないこと。
こう見ると環境型セクハラを理由に訴訟を起こすというのは、理由のための理由のような気がするし、訴訟理由がセクハラでいいんだろうかと思ってしまうのは僕の勉強不足か。
それにハラスメントを理由にもってこられたら今の時代、大学でなくても身構え、判断しかねて見誤るということもあるのでは無いだろうか。
そして、なんでも法の裁きによって解決を図ろうという方法はより良きことなのだろうか。
僕は受からなかったけれど、一応、司法書士試験を受ける勉強をしていた。そこで思ったのは「法律は人が作ったものである」という身も蓋もないことだった。だから、正直この訴訟を裁く人は大変だと思う。「感じ方」は相対化できない。芸術と認められているものが全て正しいとも言わないけれど、それを法律で判断するというのは無理があるような・・・
そして原告は訴訟の果てに何を求めているのか。
弁護士も何を以てこの事案を弁護しようと思ったのか。
たまさかそれが正義の剣だと思っているのなら些かバランスを欠いているように思うのだが・・・
ミミズク可愛い
2月22日放送の『ひるおび!』にて「東京都心の住宅街でミミズクが”逃走中”最新情報」と言う話題。
とても詳細に報道されてました。
放送中に見つかる可能性が限りなく低かったとしても、目撃地周辺から生中継もされてました。
動物好きの僕は満足しましたよ、えぇしましたとも。
でもそれだけ・・・
でもね、コーナー担当のTBSアナウンサー蓮見 孝之さんが、丁寧に、朗らかに、淀みなくこの情報を伝える姿に僕は矜持を感じたのです。そして切なくなったのです。なんなら涙の一つも流れたってよかったと思うわけです(ここは言い過ぎ)。
その前の日の「羽鳥慎一モーニングショー」の「そもそも総研」における宇賀アナウンサーの発言
「やっぱり報道という世界に憧れて入って来た自分は、ちょっと現実は違ったなと思って情けなかったり、悔しかったりすることは確かにあります」
この日の蓮見アナウンサーのあの雄姿を見てしまったら・・・
宇賀さん、言えただけ幸せぜよ・・・
でっ、ここからは邪推、妄想、与太話なのでスルーして下さい。
“あの日の羽鳥慎一は4月以降フリーとなる宇賀アナウンサーのために、あえて、わざとあのような発言、行動に及び、宇賀アナウンサーの株を上げるのが目的だったという「羽鳥の餞だったのでは説」"
を提唱して終わりにしたいと思います。
冗談ですからね、ほんの出来心ですからね・・・